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常設展示室 Permanent Collectionの表紙
原田 マハ『常設展示室 Permanent Collection』(新潮社刊)
初読 気になる 小説

常設展示室 Permanent Collection

著者: 原田 マハ
出版社: 新潮社
発行: 3/13/2026
ページ数: 288 P
ISBN: 9784101259642
発売日: 2021/11/29
シリーズ: 新潮文庫
整理番号: は-63-4

備考 / あらすじ

いつか終わる恋をしていた私。不意の病で人生の選択を迫られた娘。忘れられないあの人の記憶を胸に秘めてきた彼女。運命に悩みながら美術館を訪れた人々の未来を、一枚の絵が切り開いてくれた――足を運べばいつでも会える常設展は、今日もあなたを待っている。ピカソ、フェルメール、ラファエロ、ゴッホ、マティス、東山魁夷……実在する6枚の絵画が物語を豊かに彩る、極上のアート短編集。

はじめに

原田マハさんの作品は読んだ事がなかった
本屋さんで気になって手に取ってみました。

詳しいわけではないですが、僕も美術館とか絵画とか興味があるので楽しみ😊

おわりに

6つの実在する絵画を中心に展開される、短編集。原田マハさんの作品は初めてでしたが、他のも読みたくなるくらい良い読書時間を過ごすことができました

恋や出会いと別れ、孤独や介護
などなど、大きく漠然としたテーマで見たら作品間の共通点もある気がしておもしろかったです。

美術をテーマとした作品を機にまた美術館巡りでもしたいなと思います!

Notes (内容やネタバレを含みます)

Umi
2026/03/13
P. 28
ニューヨークのメトロポリタン美術館で働く日本人が主人公の短編でスタート

辣腕のアーノルド
辣腕て表現なんか良いな〜
Umi
2026/03/14
P. 36
ピカソの作品は、時代時代で変化していく大らかな色彩が特徴だ。
常設展示室 Permanent Collection 原田 マハ


こんな感じである画家の作品を全体通して俯瞰してみれたら面白いだろうなと思う
Umi
2026/03/14
P. 44
どんな障害があろうと、かすかな光を求めて生きようとする、人間の力、なんです
常設展示室 Permanent Collection 原田 マハ


めちゃめちゃいい言葉☺️
Umi
2026/03/14
短編集なので、当たり前だがその先どうなったんだろうと気になる。

Umi
2026/03/14
2つ目の短編デルフトの眺望では、フェルメールの真珠の首飾りの少女を題材に
父親の介護の話が展開される。

フェルメール、真珠の首飾りの少女
わたしも過去に日本にやってきた時見に行ったことがある。
調べてみたら2012年とのことだ。
そして今年2026年の夏に大阪へやってくることがわかった。

僕の真珠の首飾りの少女への第一印象は
「小さな絵だな」
だった。(失礼)
でも、それまで本とかパンフレットで見ていて印象的だった絵をなまで見れた時の感動は今でも覚えている。
Umi
2026/03/14
そういえば、フェルメールも「青🟦」が話題になることがありますよね?
確か生物学者の福岡伸一さんがフェルメールの青みたいな本を書かれていた気がします。

そう言った意味で、群青とか、美青さんという名前を持ったキャラクターが出てきた時はフェルメールかなーと思ったのですが、その短編ではピカソがテーマでした
Umi
2026/03/14
次の短編マドンナでは、デルフトの眺望から七月生が登場、同僚のお話し。

こういう作品間のつながりもあるんですね
Umi
2026/03/14
P. 105
翻意という言葉を知った🤔

一度決心したことや意見などをひるがえすこと。
Umi
2026/03/14
P. 102
美術品の取引の正念場は2つある話

為替も重要で、この超円安時代はどうなんだろうと考えてしまう
Umi
2026/03/16
P. 119
薔薇色の人生を今日は読んだ。

ゴッホの絵画をめぐり、展開される物語。いや、ゴッホの絵自体は謎の男のストーリーに少し絡んでくるくらいなんだけど。

パスポートセンターで働く女性と謎の男の恋?の物語

なんといっても、そういう展開かー!
といいたくなる。物語って次こうなるのかなーって予想しながら読むことあるけど、この短編に関してはいい意味で期待を裏切られました。

良い読書体験だった📖
Umi
2026/03/18
P. 155
豪奢を読んだ

各短編それぞれがなんとなく繋がっているような気がする。
物語自体のつながりというよりは、ちょっとした共通点がある。

介護や孤独、恋愛といったテーマ的なものが各短編に散りばめられていて、物語自体は独立しているが何か共通しているような感覚を持った
Umi
2026/03/18
P. 178
この世でもっとも贅沢なこと。それは、豪華なものを身にまとうことではなく、それを脱ぎ捨てることだ
常設展示室 Permanent Collection 原田 マハ


主人公がアンリ・マティスの作品を通して、依存からの脱却を果たす

あるアート作品との出会いとちょっとした心の変化が描かれている。
Umi
2026/03/18
最後の短編「道」では東山魁夷の同名の作品がテーマだ

テーマと言っても、メインで登場するのは鈴木という架空の画家なので、道はあくまで物語を構成する小さな要素と言えそう。

誰しもが子供の頃印象に残っている道があるのではなかろうか?
そして、久しぶりにその道を訪れるとなんとも言えない懐かしさに包まれる

そんな体験を読書からできる

この短編集で一番好きな話でした😊
Umi
2026/03/18
P. 217
全部捨てた。そうしたら、道が見えてきた。この絵を見ていると、そんなふうに感じます
常設展示室 Permanent Collection 原田 マハ

謎多き画家の道を鑑賞した時のひと言。
単純に、無駄を省いた残りに良いものがあるとも取れるし、省かざるをえなかったとも取れることができるなーと。
Umi
2026/03/18
読み終わった!

知ってた
ピカソ、フェルメール、ラファエロ

知らなかった
東山魁夷、マティス

とは言え、それぞれの作品を詳しくは知らないので、小説内の描写と実際に検索して作品を照らし合わせながらの読書、楽しかった〜