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語るに足る、ささやかな人生の表紙

アメリカのスモールタウンを巡る旅。その言葉に惹かれ手に取ってみる。注目されることのない小さな街にはどのような人生があるのだろう。

文芸 気になる ジャケ買い

語るに足る、ささやかな人生

著者: 駒沢敏器
出版社: 風鯨社
発行: 3/17/2026
ページ数: 288 P
ISBN: 978-4-9911568-5-4
発売日: 2026/03/10
判型: 四六判(上製本)
定価: 本体2400円+税
装画: YUTAKA NOJIMA
装丁/組版: 鈴木美咲(風鯨社)
解説: 宮里祐人(バックパックブックス)

備考 / あらすじ

2005年にNHK出版より初出、2007年に小学館文庫より刊行されたまま絶版になっていた名著の復刊。アメリカのスモールタウンを巡るトラベローグ。

Notes (内容やネタバレを含みます)

Umi
2026/03/19
アメリカのスモールタウン

人口は多くても一万人に満たず、だいたい3000人ていど

なんか惹かれる
Umi
2026/03/19
最初の目的地
サウスダコタ州ウイナー
勝者の街

出だしから一緒に旅をしているような感覚。
楽しい
Umi
2026/03/19
P. 22
ドライブインシアター!!

僕もアメリカにしばらくいたことがあって見かけたことはあった。でもその時は色々忙しくて見向きもしなかったなー
Umi
2026/03/19
地元のカウボーイな床屋と、お客の話。

内容もそうだけど、何より著者は会話を聞いて評価はしない。少なくともすぐには。

なんだか小説の一部分を読んでいるような気分で心地よい
Umi
2026/03/19
アメリカのスモールタウンもそうなんだけど、あまり賑わっていない所に住む人たちってどのように生活しているんだろう?
と疑問に思うことがよくある

日本でもその辺を歩いていて、商店街のお店を見つつ、そんなこと思ったり想像したりしています
Umi
2026/03/19
続いての街はサウスダコタ州ウォール

the middle of nowhere

Umi
2026/03/19
P. 34
そこに住んでいて、気の通い合った人たちがいる以上、そしてその町を土台に自分の人生が描かれている以上、そこはどこにも増して「意味のある素晴らしい町」なのだ。
語るに足る、ささやかな人生 駒沢敏器


自分の町
意味のある町
たとえ地球上のほとんどの人に知られてなくても
Umi
2026/03/19
P. 39
そこは素晴らしい場所だろうか。
醜悪な観光地に違いない。
語るに足る、ささやかな人生 駒沢敏器


ウォールドラッグ
今では商業施設であり観光名所である。熱い土地で無料の水で大繁盛した話

初めて知った。

そして解釈に迷う内容も語られる。ゆっくりと何回も、モヤモヤを抱えながらも読んでいく必要がありそうだ
Umi
2026/03/19
次の目的地は
ニューヨーク州スプリングヴィル

朝ごはんの選択肢がステーキとブュッフェというのがアメリカらしい?事情で興味深い。
Umi
2026/03/20
ウィスコンシン州ダーリントンにたどり着いた🚗
Umi
2026/03/20
P. 74
こんな田舎に住み続けることの理由と、自分の子供をここで育てていく勇気や決意を、彼は自分の手で得ることができたのだ。
語るに足る、ささやかな人生 駒沢敏器


全てがオートメーション化された牧場での出会い。
僕はあまり人のいない田舎に住みたいなと漠然と思っている。しかし、今はどちらかと言えば都市部に暮らしている。
そして、自ら田舎への移住を掴み取ろうと行動しているか?
そう自分自身に問いかけたくなった
Umi
2026/03/20
P. 67
全体を通して駒沢敏器の語りは割と平坦というか、あまり結論というか思ったことを細かく語らないような印象を受ける。

その分想像力を持って共に旅をしている気持ちで読まないといけない。これはいい意味で。

でも、このページで語られてるような全身で蛍の真似をする著者なんかを想像するとクスッと笑える。そんなシーンがふと出てくるのも面白い。
Umi
2026/03/20
P. 76
大学は町を殺してしまったのだ。
語るに足る、ささやかな人生 駒沢敏器

スモールタウンを立て直そうと高級住宅街や大学をつくる
それにより、元々の住民と新しい住民がうまつくながることができない。
町を壊してしまう例なのか。

このようなことって多かれ少なかれどこでもありそうですね、、
Umi
2026/03/20
P. 79
ダーリントンで出会った作家志望の少女

好きな作家三人
シェークスピア
ジョン・アーヴィング
マイクル・クライトン

クライトン?と一瞬なったが、ジュラシックパークの生みの親である
映画のインパクトが強い。
Umi
2026/03/25
次は
イリノイ州ディクソン

ふー、読んでて楽しいのもそうなんだけど自分自身と照らし合わせながら、昔を思い出しながらというような読書体験ができるのでなかなか進まない😅
まあ、いいことなんだけど
Umi
2026/03/25
P. 96
そこで彼女は考えた。自分で子供を産むことによって彼女は「親」になるのではなく、その子供を毎日見ながら、自分ではついぞ体験することのなかった「平和な子供時代」を、我が子と同時に体験するのだ。
語るに足る、ささやかな人生 駒沢敏器

文脈的に虐待とか、親の愛情とかシリアスなバックグラウンドと共に語られる。

でも、僕もふと思った。今2歳の娘がいて、彼女の成長を見ながらふと、自分の子供だった時代を思い出している自分がいる。
ある意味では自分の子供時代を体験しているのかもしれない。
Umi
2026/03/25
P. 97
このディクソンと言うスモールタウンは元大統領のロナルドレーガンの出身地だそうな
Umi
2026/04/02
ちょっと間が空いたけど引き続き読んでいく
Umi
2026/04/02
ディクソンで著者はCASAという幼児虐待から子供を保護する機関を訪れる。

ささやかな人生には、こうしたスモールタウンの暗い部分も含まれる。

僕は僕なりに親として子供には愛情を持って接しているつもりだ。
幼児虐待なんて聞くと心が苦しくなる。ほんとに。
でも実際に存在するんだ。
Umi
2026/04/02
次はミネソタ州ウェセカ

序盤のなんの特色もなくどこも一緒なチェーンのモーテルの話は興味深い。

アメリカのチェーンのモーテルってどこも一緒というかいまいち特徴に欠ける

なんの特色もないというのはネガティヴに捉えられがちだけど、裏を返せば僕らは色々考えなくてもいい。
旅に疲れてその上宿探しとなると疲れるが、そこには必要最低限が常に約束されている。